用語解説

基本用語

デリ
Delegateの略。大使。

BG
Background Guide のこと。会議作成者が議題や論点、関連知識などをまとめた冊子。

PP (タスク)
Position and Policy Paper の略。会議作成者から配布される、リサーチで得た情報や会議戦略をまと める word ファイル。基本的に設問形式になっていて、空欄を埋めていくと自然と議題や自国への理 解が深められるように作られている。期日内に提出しよう。

P5
安全保障理事会において拒否権を持つ常任理事国のこと。具体的には、China, France, Russia, United Kingdom, United States of America の 5 ヶ国のこと。Permanent 5 の略。

歴史会議
模擬する会議の設定日時が過去のものを指す。使用可能情報が当時のものまでになるなど、特殊な 会議細則になる場合がほとんど。


会議用語

議論議論
会議での議論方法を決定するための議論。議論のための議論。

モーション (Motion)
今後の会議の進め方の提案を指し、数カ国の公式演説ごとに募集される。非公式討議に移る提案 や、公式文書の提出などが行われる。

TT案
タイムテーブル案の略。議論の進め方や扱う論点、論点にかける時間などの提案を記したWorking Memoのこと。議論を円滑に進めるために各国大使が任意で提出する。

ポイント (Point)
大きく分けると「Point of Order」と「Point of Information」の 2 種類がある。どちらの場合でも 「Point」と発言すると議長に「What is your point?」と聞かれるので、そのあとで用途に応じて発言する。

1. Point of Order
Point of Orderにも2種類ある。
① 会議中、議事進行でおかしい部分があった時に議長に対して修正を促したりさせるために言うもの。
② Right of Replyと呼ばれ、スピーチをしている国が特定の国を誹謗中傷するような内容を発言したときに行使することができるもの。

2. Point of Information
これはスピーチした国に対して質問がある場合に使う。スピーチした国には質問に答える義務はなく、質問の内容を聞く前に質問を受け付けないということができる。

アウトオブアジェンダ (Out of Agenda)
提出された議題について話し合うなかで、触れてはいけない内容のこと。過度に高度な議論などが 指定される。

シッティング (Sitting Caucus)
コーカスを着席した状態で行うこと。インフォー マルではないので、指名されてから話す必要はない。自由な発言が可能だが、あくまでも紳士協定 であることに留意。

ワーペ (Working Paper)
決議案及び修正案以外のすべての公式文書を指す。ただ、決議と同 じく国際社会に向けて公開される。議題に関することであり、かつ議題の審議に関する内容であ れば、何でも形式にこだわらず作成することができる。

ワーメ (Working Memo)
公式文書ではないが、議場に提出できる文書全般を指す。公式文 書ではないため国際社会に公開されなかったり、公式討議中に言及できなかったりするが、いつ でも自由なタイミングでフロントを通して議場に提出することが可能。

決議案 (Draft Resolution)
国連会議における意思決定内容を示す公式文書。採択されると Resolution/決議となる。

アブステ (Abstention)
投票において棄権すること。

ロールコール
1ヵ国ずつ賛成・反対・棄権を選択し、投票行動は議事録に残る。また大体の会議で 1 度までパスを使 えるが、パスの後は棄権はできず、賛成と反対のどちらかしか選択できないことが関東では多い。

コンセンサス
決議案を投票なしで採択するという採択方法。この方法は国家同士の対立関係や立場を不明確にで きるので、国家にとって都合が良く、その上、反対国がいないということでその決議が国際社会に 与える影響が強くなる。ただし、この採択の賛成は「反対しない=賛成または棄権」という意味合 いを持つ。なので、影響力としては roll-call での全会一致採択の方が、コンセンサス採択より強くなる。


その他

トップ
国益設定の中でその国が理想とする要素。達成されないことが多い。

ボトム
国益設定の中でその国が絶対に譲れない要素。想定上、通常は妥協を繰り返して辿り着く最終的な着地点。

挙げ切り
取り切りとも言う。ある主張への質問や懸念を募集する際に、先に募集し切ってから各大使にその主張・内容を伺う形式のこと。動議募集やインフォーマルでの議論にてよく採用される。

紳士協定
国家間や国際的な外交上における暗黙の了解や約束を指す。

ボトム割れ
最低限の国益が守られていない状態のことを指す。大使はこの状態を何としても避けつつ会議行動を展開しなければならない。

叩き台
決議案の文言交渉において、土台となる草案のこと。例:この叩き台をもとに文言交渉を進めましょう。

コンバイン
決議案の文言交渉において、複数の草案や文言の内容を合わせていく作業のこと。コンバインを重ねてコンセンサスを目指していく。

スポ
決議案のスポンサーの略。その決議案の内容に賛成している場合が多数。スポンサーとなった国には対象の決議案に対して説明責任が伴い、対象の決議案に必ず賛成票を投じなければならない。また、決議案のディレクチェックに参加する義務が生じる。

シグ
決議案のシグナトリーの略。その決議案の内容に理解を示している場合が多数。シグナトリーとなった国は対象の決議案に必ずしも賛成票を投じる必要はない。

チェア講
会議から遡って2週間辺りの時期に、議長(=チェア)が議事進行を行う練習やリハーサルの意図をもって行うミニ会議のこと。その議題は多様であり、基本的に議長が会議を構築する。


立場がかなり偏っていること、またはそのような国を指す。例:今会議のアメリカは極だよね~

鈍器
国際条約集のこと。もぎこっかー達が親しみを込めてそう呼んでいる。